さつまいもダイエット

さつまいもは野菜ですが、いも類なので糖質が多く、食べすぎると太ってしまう、というイメージがあるかもしれません。今はダイエット中だからさつまいもは控えておこう、と思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな方にこそ試してほしいダイエット方法があります。その名もさつまいもダイエット。さつまいもを食べながらダイエットができるって、少し意外ですよね。韓国でもコグマダイエットと話題になっています。
今回はさつまいもダイエットの方法や特徴、注意点を紹介していきます。

方法は簡単。
主食をさつまいもに置き換えるだけです。
調理法は蒸すか焼くこと。
白米と比べると約60kcalをカットできます。それだけでなく、さつまいもには様々なダイエットに向いている理由があります。

低GI食品

GI値とは食後血糖値の上昇度を示す指標で、さつま芋は低GI食品に分類されます。
GI値が低いとほど、お腹でゆっくりと消化と吸収がおきるので腹持ちが良くなります。
また、血糖値の急激な上昇を防いでくれるので、インスリンの過剰分泌を抑え太りにくい体を作ることが出来ます。
インスリンは糖をエネルギーとして脂肪を溜め込む働きがあると言われています。)

・クロロゲン酸

さつまいもに含まれるポリフェノールの一種 「クロロゲン酸」には糖吸収を遅らせたり、脂肪の蓄積を抑える効果などが知られています。
近年、研究が進み糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどにも利用されるなど今注目の成分です。
また、ポリフェノールの一種なので、抗酸化作用もありシミやシワなどの肌の老化も防いでくれると言われています。

・ヤラピン

ダイエット中は食事の量が減り便秘になってしまう……という方も多くいるのではないでしょうか。
そこで注目されるのが「ヤラピン」という成分です。
「ヤラピン」はサツマイモを切ると断面から滲み出る牛乳のような白い液体の正体。
サツマイモなど一部のヒルガオ科植物にしか含まれない特有の成分で、胃の粘膜を保護したり、排便をスムーズにする効果があると言われています。
また、さつまいもには「食物繊維」が多く含まれているので、相乗効果で「腸活」にはぴったりの食材なんです。
ダイエット中に気になるお腹の張りや、便秘による肌の不調も防いでくれます。

さらに効果を高めたい方は、皮ごと食べること、そして冷やして食べることをおすすめします。

さつまいもダイエットは簡単にできて効果が出やすいのが特徴で、2週間で1~2キロ体重を落とせたという声もあります。短期間で集中してダイエットできるので、夏前や年末年始で食べ過ぎた時にもおすすめ。さつまいもダイエットで理想のボディを手に入れてください。